Olafur Eliassonの新作をHara Museum Arcで見る

おそらくは10年ぶりに、Hara Museum Arcに行ってみた。Hara Museum Arcは、群馬県の渋川市にある美術館。かなり広々とした、牧草地のようなところに、1階建ての展示会場が4つある。相変わらず、屋外にアンディー・ウォーホルの巨大なキャンベルのスープ缶はあるし、草間彌生のかぼちゃのミラールームもある。今回は、Olafur Eliassonによる虹を投影するドーム型の建物というか装置というか、作品のお披露目に行ってみた。
Olafur Eliassonは2005年末に品川の原美術館で拝見して以来。そのときも光とプリズムを使った作品があまりに美しかったのだけど、今回の作品もなかなかのもの。2005年末の発表では、原美術館の屋上に何かを作るプランが公開されていたけど、どうやら、そのプランがいろいろとあって、Hara Museum Arcに設置されたらしい。この作品、常設展示となる。Olafur Eliassonの作品としては、日本では初の常設とのこと。
上の写真のように、ドーム型の建物で、6人も入ると満杯になる。ドームの屋根部分にある、突起がプリズムレンズで、ここから入ってくる光が、ドーム内部に虹を映し出す。太陽の位置や光の強さで、ドーム内部に投影される虹がかなり違ってくる。私が入ったときは、雲に隠れていた太陽が顔を出すところだったので、虹が徐々に明るくなるところが拝見できた。雨の日とか日没後は鑑賞できないと思われる。ちなみにドーム内に投影される映像は下のような感じ。
お披露目なので、作者のスピーチあり、鏡開きあり、とまあ、お披露目の王道を行ってます。ちなみに原美術館の館長は、曰く雨男とのことで、スピーチの開始のあたりから、本当に狐の嫁入り的な雨が降り出してどうなるかと思ったけど、なんとか天気は持ち直した。まあ無事に鏡開きをして、升酒が配られた。鏡開きのお酒には、渋川市のお隣、吉岡町の柴崎酒造の船尾瀧を使用。なかなか旨し。
このほか、ここまできたのは、昨年できた古美術専用の展示室、觀海庵を見ること、というのもある。こじんまりとした、展示スペースだけど、ケースに使われているガラスらしきものは、かなり透明度が高く、反射もほとんどないので、その存在になかなか気がつけないほど。こういうものがあるのなら、ほかの美術館でも使っていただきたい。それからLEDを使った照明も柔らかい光で、かつ見やすい気がした。
ちなみに、行きは普通列車で2時間半ほどかけて、渋川に移動。そこから、タクシーで10分と案内にあったので、軽い気持ちでタクシーで行ったら、3000円弱かかってしまった。バスで行ったほうがよさそうです。バスだと片道500円弱だったと思います。
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