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2010.09.15

「オノデラユキ  写真の迷宮(ラビリンス)へ」を見る

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東京都立写真美術館で「オノデラユキ 写真の迷宮(ラビリンス)へ」(9月26日まで、700円)を見る。オノデラユキの肩書きは写真家だが、作品を見るとあまり写真家という感じがしない。そういう意味では森村泰昌とか、やなぎみわとかと近いところいる美術家なんだけど、ご本人は写真家だという。確かに、写真の技術やカメラそのものに執着しているので、そのあたりで写真家っていうカテゴリーに収まってくるのかもしれない。でまあ、久しぶりにオノデラユキの写真を堪能した。

オノデラユキの写真は、ポートレイトだったり、風景写真だったりするのだけけど、ストレートな写真ではない。相当な変化球だ。例えば、上の作品は「古着のポートレート」というタイトル。おそらくは青空をバックに古着をうまく立たせて撮影したものなんだけど、服なのに人物のように表情があって、心なごむのだ。光のあたり方が柔らかくていい。ちなみに写真はプレス向けの内覧会で撮影しました。

Onodera1

上の作品は「Annular Eclipse」(金環食)というタイトル。こちらは銀塩写真のプリントではなくシルクスクリーンによるもの。かなり大きいです。撮影手法は銀塩写真で撮影した「Transvest」シリーズと同じで、そうは見えないけど、新聞や雑誌か何かの切り抜きを使ってモンタージュした作品。切り抜いた型にいろんな映像を映り込ませて、逆光で撮影しているようです。

今回の作品展がありがたかったのは、オノデラユキの初期から現代までの作品を拝見できることなんだけど、もう一つ、展示に合わせて、立派なカタログ「オノデラユキ」が淡交社から出版されたこと。5年前に大阪の国際美術館で、オノデラユキの写真展を見たときは、カタログが売り切れていて、とても残念な思いをしたが、今度は書籍なので、簡単に入手できる。まあ、オノデラユキの写真集って、手に入らないものが多いので、朗報でしょう。

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