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2012.12.08

近美で「美術にぶるっ!」を拝見する

竹橋の東京国立近代美術館で「東京国立近代美術館 60周年記念特別展 美術にぶるっ! ベストセレクション 日本近代美術の100年」(2013年1月14日まで,1300円)を見る。

開館60周年で,収蔵品を展示したものなんだけど,10年ぶりに2階から4階の常設展示ゾーンをリニューアルして,近美が収蔵している重要文化財13点をすべて見せる,という実はそこそこ豪華なラインアップとなっている。ちなみに1階は,近美が開館した1952年にちなんで,50年代の実験的な美術作品で構成した展示である。まあ,1階の展示は社会&政治問題がからんだ,暗めでおどろおどろしい作品が中心で,妙な熱気のようなものがあふれている。2〜4階の作品の持つメジャー感とは対立するようなマイナー感があって,これはこれで,いいんだけどね。しかし,1300円というのは高いけど,まあお布施と思って払っておいた。

2階から4階の常設展示ゾーンのリニューアルは,歓迎すべきものだった。まあ,これまでの常設展示のデザインはわりと大雑把で,大きな部屋というか巨大な廊下がある,という感じだった。リニューアルされて,壁による区切りで,ちょうどいい大きさの展示室がいくつかある,というテーマ分けにちょうどいい感じになった。例えば,3階の日本画の部屋は下のような感じ。

P1000537

この部屋は真ん中に黒い壁があって,2つに区切られている。なかの方は,上の写真のように屏風や掛け軸が,ケースの中に入れられて展示されている。ちなみにフルサイズの画像はこちらアップしておいた。一方で壁の入り口側には,いくつか絵が掛けられている。例えば福田平八郎の「雨」は下のような感じだ。

P1000540

2つある階段は,両方使えるし,移動も自由度が上がっていい感じだ。まあ,それよりも,写真撮影がかなり自由になって,そちらの方が,私にとってはうれしい。ほとんどの作品が撮影可でした。興味のある方は,フラッシュ撮影は禁止で三脚も使用できないので,明るいレンズのついたカメラを持っていきましょう。ただ撮影した写真の扱いについては,多少,疑問は残る。クリエイティブ・コモンズ・ライセンスを導入してもらったほうが明確でよろしいかと思う。

ところで,一番,疑問なのはレストラン。「ラー・エ・ミクニ」というフレンチがはいったけど,ランチが3500円からってのは高いな。新国立のように,いくつかレストランが入っていて,高いのもあれば,手頃なのもある,というのはいいのだけど…。まあ,長続きしない方に1票いれておきます。


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