« 横尾忠則現代美術館で横尾忠則展「反反復復反復」を見る | トップページ | 金沢21世紀美術館で「ソンエリュミエール、そして叡智」と「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」を見る »

2013.01.19

京都で若冲&琳派、そして須田国太郎展

P1000862

年始の挨拶にいった神戸から京都に移動して美術館へ。1月3日に開いているのは、細見美術館京都市美術館。上が細見美術館(フルサイズの画像はこちら)。JR京都駅から地下鉄で東西線東山駅へ移動して,そこから徒歩で7-8分。この美術館はコレクションもいいんだけど,建物が面白い。1階から入場して地下1階・2階へと展示室が展開されている。地下へ降りながら,美術品を見ていく,という独特の展示構成が私は好きだ。

今回は開館15周年記念特別展Ⅰ「江戸絵画の至宝-琳派と若冲-」(3/10まで,800円)ってのを開催していた。なんとなく漫然と見てしまったけど,なぜか江戸琳派の酒井抱一と鈴木其一があったのが印象に残ってます。京都で江戸琳派か?とでも思ったのかな。このほか江戸後期の大阪で活躍した中村芳中という作家も気になった。名前は覚えておこう。

細見美術館では,入館のときに入場料と引き替えにシールをもらって,どこか見えるところに貼っておくんだけど,このシールは,京都近美や京都市美術館へと行くのなら,捨てないこと。京都近美と細見,京都市美術館と細見は「相互優待」ってのをやっていて,団体割引の料金になる。まあ100〜200円安くなる。ちなみに細見美術館は江戸絵画の至宝展はWebサイトに優待券を掲載していたので,それを印刷して持って行った。これで200円引き。細見美術館でこの優待券を使い,相互優待を利用して京都市美術館も100円引きというのが今回の作戦である。

P1000869

そこで京都市美術館へ。ちなみにもう一つの相互優待している京都国立近代美術館は現在,改修中です。3月15日まで休館だ。京都市美術館では「須田国太郎展 没後50年に顧みる」(2/3まで,1000円)を拝見した。須田国太郎は京都大学で美学・美術史を学んで,そこから画家への道を進んだ美術家。かなり独特のタッチで,暗いんだけど深い色調が印象的な作家だ。東京国立近代美術館が収蔵している「書斎」ぐらいしか知らないのだけど,この作品が気に入っているので,見に来ました。大学時代の作品から絶筆までほぼ網羅して展示しているので,どういう作品を描いてきたが,よーく分かった。まあ,動物を描いた絵が気に入りましたね。

P1000867

ところで,京都市美術館の建物も興味深い。昭和8年11月に設立された美術館ですから,今年で創立80年になる。建物はたぶん,設立以来のものなんでしょう。京都市美術館のWebサイトの解説によると「 設立の機縁となったのは、昭和3年に京都で挙行された天皇即位の大典であり、その記念事業として、関西の財界はもとより多数の市民の協力を得て「大礼記念京都美術館」との名称で開設されました」とある。京都市美術館の門のところに,文字が消えて読めなくなっているプレート(上の写真)があるけど,読めないところは「大礼記念」のようだ。

今回の展覧会は1階の右側を使って展示している。まあ,ちょっと古いなあ,とは思っていたけど,80年とはね。確かに天井は高めなのはいいけど,入り口が狭くて,混雑するような展覧会だと運営は難しいだろうなあ。あとトイレが入り口付近になくて,なぜか展示会場の奥にあるのが不思議であった。

|

« 横尾忠則現代美術館で横尾忠則展「反反復復反復」を見る | トップページ | 金沢21世紀美術館で「ソンエリュミエール、そして叡智」と「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」を見る »

art」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11441/56572427

この記事へのトラックバック一覧です: 京都で若冲&琳派、そして須田国太郎展:

« 横尾忠則現代美術館で横尾忠則展「反反復復反復」を見る | トップページ | 金沢21世紀美術館で「ソンエリュミエール、そして叡智」と「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」を見る »