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2013.03.03

「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」を埼玉県立近代美術館で見る

Img_4396北浦和にある埼玉県立近代美術館で「ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅」(2013年3月24日まで、1100円)を拝見した。最寄り駅は京浜東北線の北浦和駅。何も考えずに乗った京浜東北線は南浦和止まりで、あやうく東京方面に折り返すところだった。あわてて、南浦和から大宮行きに乗り換えてたどり着いた。まあ、最初から大宮行きに乗っておけばよかったのだけどね。美術館は駅から歩いて5分程度。JR北浦和駅の西口へ降りて、駅前の通りをまっすぐにいった、北浦和公園の中にある。下の写真のように建物は入り口が印象的な造りだ(フル解像度の写真はこちら)。

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ちなみに、入り口側から上を見上げると、下の写真のように見える(フル解像度の写真はこちら)。

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さて、展覧会ですが、ベルギーの画家、ポール・デルヴォーの生涯を追ったもの。ポール・デルヴォーっていうと駅で裸の女性が立っていたり横になっていたりする作品が印象的ですが、まあ、ベルギーのシュルレアリスム作家と思ってました。

実際は、若いころは建築家を目指したけど、落第して、画家に転向し、当初は印象派風の絵を描いていた。それが、アンソールとかの表現主義的な画風に影響を受け、シュルレアリスムのなかにどっぷり、というよりは、シュルレアリスム的な手法を一部、もらってきて、独自の表現主義的な絵を展開したってところらしい。ちなみに、駅と女の絵をいくつか堪能しました。でも、最も印象的なのは、晩年の作品で、ほぼ視力を失ってシャガールのような、絵を描いていること。シャガールほど甘ったるくないけど、タッチはそんな感じ。

ポール・デルヴォー展を見た後は、常設展を拝見した。日和崎尊夫の版画が印象的。

さて、美術館を出たあとは、公園内にある屋外展示を見て回る。ここは、例えば、美術館に入る手前にボテロ作の豊満な女性が横たわっている。

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公園の中央には巨大な噴水がある。「音楽噴水」と呼ばれているようで、時間によって音楽が流れ、それに合わせて噴水が吹き上がるらしい。噴水の中に巨大なサックスがあってかなり不思議な風景だ。ちなみにこのサックスは西野康造の『風の中で』という作品。(フル解像度の写真はこちら

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美術館の建物にもいくつか作品が展示されていて、例えば、美術館横の階段には、人がいるように見えるけど、それは重村三雄の『階段』という作品で、実物大の人の彫像が配置されている(フル解像度の写真はこちら)。

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このほか、公園内には「彫刻ひろば」ってのもあって、巨大な作品が置いてある。まあ、ちょっと面白いのが、故黒川紀章の中銀カプセルタワーのカプセルが展示されていること。中には入れませんが、覗く事はできます(フル解像度の写真はこちら)。

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結構、楽しめるので、できれば天気のいい日に行きましょう。

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