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2013.05.05

浅草寺で伝法院の「大絵馬寺宝展と庭園拝観」に行ってみる

 浅草の浅草寺で伝法院の庭園を5月7日まで公開しているというので,ちょっと浅草まで行ってみた。第一の目的は小堀遠州作の庭を見ることだったんだけど,大絵馬寺宝展がなかなかの内容で,これで入場料が300円というのはかなりお得です。

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 会場は浅草寺の五重塔の隣。ちょいと見上げると,上の写真のように五重塔と東京スカイツリーが並んでます(高解像度版の画像はこちら)。先に大絵馬寺宝展を拝見。大絵馬というので,大きな馬の絵が並ぶのかな,と漠然と思っていたんですが,さにあらず。馬の絵もあるのだけど,テーマはいろいろで,故事から縁起物など,まあ奉納された大きな絵といった程度の意味しかなさそうだ。まあ共通するのは木の素材で,桐とか欅とかに描かれているところかな。

 大絵馬は,奉納したい人がいて,その依頼に合わせて誰かが絵を描き,それが奉納されるので,大絵馬には描いた人と,奉納した人が記録されている。まあ,今回の展示で驚いたのは,絵を描いた人に,ビッグネームが結構いることだ。江戸琳派の巨匠,鈴木其一,文人画の谷文晁,江戸末期から明治にかけて漆絵の達人として有名な柴田是真,浮世絵の歌川国芳,などなど。珍しいところでは,高橋由一の子で,高橋源吉の作品があって,こちらは油絵だったりする。まあ,名前は絵に書いてあっても,どういった画家なのか不明な場合も多いのだけど,絵としてはどれも力作で,見ていて面白い。絵以外に,浮き彫りや,螺鈿などの象嵌のように立体的な作品もあるし,額に人形を付けたものもあって,バリエーションも豊かだ。さらに,ありがたいのが,こういった作品がガラスケースに入っていないこと。よーく見ることができます。

諸々,作品を楽しんだ後は,庭に出て,廻遊式庭園を拝見する。真ん中に池があって,その周りをぐるりめぐって行く。ちょうど,東京スカイツリーも見えるので,過去と現代の対比もなかなか面白い(下の写真の高解像度版の画像はこちら)。

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巨大なしだれ桜とか,藤棚もあるので,季節ごとに楽しめそうです。今だと,ツツジがきれいです。

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