« 天井の蛍光灯をLEDに変えてみた | トップページ | 「あなたの肖像―工藤哲巳回顧展」を見る »

2014.02.02

大江戸博物館で「大浮世絵展」を見る

Campus

 両国の大江戸博物館で「大浮世絵展」(3月2日まで、1300円)を拝見した。「国際浮世絵学会」の創立50周年を記念した展覧会とのこと。浮世絵の名品を日本国内および世界各地から一堂に集めたらしい。確かに、数は多いし、品質は高い。なにげに国宝が置いてあったりするし、いわゆる浮世絵の始まりの安土桃山時代の終わりあたりから、明治時代まで網羅している。

 作品は年代順に並んでいて、6章立てになっている。

 その6章ってのが、
 浮世絵前夜(17世紀)
 浮世絵のあけぼの(元禄〜宝暦:17世紀〜18世紀前半)
 錦絵の誕生(明和〜安永:18世紀)
 浮世絵の黄金期(天明〜寛政文化:18世紀末〜19世紀初め)
 浮世絵のさらなる展開(文政・天保〜安政:19世紀前半)
 新たなるステージへ(幕末〜近代:19世紀後半〜20世紀)

 数が多すぎて、見るほうからすると印象が散漫になってしまうのだけど、いずれも、品質のよい作品ばかりだ。見たことのない作品もそこそこあって、例えば、歌麿の「難波屋おきた」は全身の立ち姿を描いたものだけど、1枚の紙に表が前から、裏には後ろ姿が刷ってある。これを両面が見えるように展示していた。それから関西の浮世絵作品もいくつか展示されていて、ほとんどが未知の作家の作品でした。このなかでは祇園井特(ぎおんせいとく)のこってりした美人画が印象深い。

 数が多いためか、いろんなところから、作品が集められているのも、ちょっと面白いところだ。海外だと、大英博物館、シカゴ美術館、ギメ東洋美術館、ベルリン国立アジア美術館などから来ているし、国内でも、2013年10月に開館した箱根の岡田美術館、松本市の日本浮世絵博物館高浜市やきものの里 かわら美術館和泉市久保惣記念美術館など、まだ行ったことのない美術館の収蔵品を拝見できた。

 その一方で、展示替えも多い。期間中、8回もある。どんどん変わっていくので要注意。例えば後ろ姿も美しい「難波屋おきた」の展示期間は1/2〜1/14まで。もう拝見できません。出品リスト(PDFファイルはこちら)をよく見て、考えた方がいいでしょう。ちなみに筆者は1/3に行ったので、もう1回、後半にいくつもりです。

 カタログは2500円。できはいいと思います。ちなみに、グッズはそこそこ充実してます。いろいろあったけど、派手なキャンパスノートを購入しました(一番上の写真)。なんでも、キャンパスノート39周年でサンキューイヤーとのこと。いろいろやっていくらしい。大浮世絵展ではキャンパスノートを持って行くと、100円割引とのこと。ただ、ここの券売は混むので、ネットで購入することをお勧めします。
 

|

« 天井の蛍光灯をLEDに変えてみた | トップページ | 「あなたの肖像―工藤哲巳回顧展」を見る »

art」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11441/59048760

この記事へのトラックバック一覧です: 大江戸博物館で「大浮世絵展」を見る:

« 天井の蛍光灯をLEDに変えてみた | トップページ | 「あなたの肖像―工藤哲巳回顧展」を見る »