« 「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」を見る | トップページ | XPサービス終了よりも強烈なHeartbleed問題 »

2014.02.26

「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」を見る

Ph01

 練馬区立美術館で「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」(500円、4月6日まで:上の写真の高解像度版はこちら)を拝見した。2月16日開催だったのだけど、雪のため18日開催に延期になったようだ。まあ、それもネタにしているのがいい感じです。さて、この展覧会、タイトルにあるように、武者分類図鑑(むしゃぶるいずかん)である。野口哲哉氏は、武士、それも武者鎧をまとった武士をテーマにしている。作品は武者鎧をまとった人形と一見、古美術のような武者絵に分かれている。今回の展示では、野口氏の作品と本物の鎧兜、武者絵が並んでいて、一瞬、どこまでが野口作品で、どこからが古美術なのか、分からなくなるけど、心地よい混乱って感じだ。

 人形の方は、かなり精巧で、裸の人形を製作して、それに衣装と鎧兜を着せている。この鎧兜が時代考証的にも、しっかり製作されている、とのことだ。さらに、全体にユーモアあふれる構成のおかげで、鎧兜に詳しくなくても、十分に楽しめる。絵の方も、うまく古美術風に仕上げていて、絵に描かれている事件なり人物なりが、過去に本当にいたように、思わせてくれる。

 凝っているのは作品だけではない。まず、図録は青幻社の「野口哲哉ノ作品集 「侍達ノ居ル処。」」はなかなかで、その上、なぜか美術館で購入すると消費税をとらないらしく、2500円で購入できる。125円お得です。

 さらに、どうやら個数限定らしいけど、鉛の人形が販売されている。下の写真のようなものだ。「ロケットマン」と「ホバリングマン」の2パターンで、それぞれ、作家彩色製品と鉛のままの2種類があるので、全部で4体ある。お値段は鉛のままのものが800円で、彩色製品が1500円。あまりにレアな感じがしたので、つい4体購入してしまった。

Ph03

 ちょっと拡大するとこんな感じ。左から「ロケットマン」の鉛版と彩色版、「ホバリングマン」の彩色版と鉛版。

Ph02

 袋も凝ってます。下が彩色版のホバリングマン。

Ph04

 こちらが、鉛版のホバリングマン。

Ph05

 ちなみに、京都のアサヒビール大山崎山荘美術館で4月19日から7月27日で、巡回するそうなので、関西の方々はお楽しみに。

|

« 「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」を見る | トップページ | XPサービス終了よりも強烈なHeartbleed問題 »

art」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11441/59192175

この記事へのトラックバック一覧です: 「野口哲哉展―野口哲哉の武者分類図鑑―」を見る:

« 「クリーブランド美術館展─名画でたどる日本の美」を見る | トップページ | XPサービス終了よりも強烈なHeartbleed問題 »