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2014.02.14

「葛飾応為「吉原格子先之図」—光と影の美」を見る

Otamemorial

 原宿の太田記念美術館(写真上:高解像度版はこちら)で「葛飾応為「吉原格子先之図」ー光と影の美」(2月26日まで、700円)を見る。葛飾応為は北斎の娘。北斎を描いた映画や漫画にはよく登場する。本名は「お栄」だが、北斎に「おーい」とよく呼ばれたので「応為」という画号にしたと言われている。杉浦日向子が北斎とお栄、渓斎英泉を描いた「百日紅」が印象深い。

 エピソードは残っているが、生年も没年もわからないし、肉筆画もそんなに残っていない。分かっているのは10点だけだ。このうち、太田記念美術館が所蔵する「吉原格子先之図」をメインにすえて、光と影の表現に優れた浮世絵を集めたのが、今回の展示。「吉原格子先之図」は下の作品。

Yoshiwara_kousi_no_saki

 今回の展示で、面白かったのは「吉原格子先之図」の解説。提灯が3つあるんだけど、そこに「應(応)」「為」「栄」の文字が描かれている、とのこと。確かにありました。先月、大浮世絵展を見にいったらメナード美術館所蔵の「夜桜美人図」を拝見できたし、なかなかありがたいことである。ちなみに、名古屋ボストン美術館で応為の「三曲合奏図」(ボストン美術館蔵)が展示されているそうなので、こちらも見にいく予定です。

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