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2014.05.26

「陽光の大地 ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール」を見る

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 群馬県立館林美術館で「陽光の大地 ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール」(600円、6/29まで)を見る。群馬県立館林美術館は群馬県館林市にある。つい最近まで、山口晃展もやっていて、行きたいと思っていたのだけど、遠いのでなかなか行けなかった美術館だ。群馬県立近代美術館と同じく、都市部ではなく自然豊かな公園のなかにある。展示スペースはすべて1階という広い敷地を贅沢に使った美術館です(写真下:高解像度版はこちら)。

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 展示の正式なタイトルは「陽光の大地 ブラジルの日系人画家たちと大岩オスカール 〜兵庫県立美術館所蔵 リカルド・タケシ・赤川コレクションを中心に〜」。「サンパウロ在住の現代美術のコレクター、リカルド・タケシ・赤川氏により兵庫県立美術館に寄贈されたコレクションを中心に、日系人画家の活動に迫ります」とのこと。ブラジルに移民した画家と、日系2世の画家、特に日系2世の代表として大岩オスカールの作品を展示している。作品の年代としては1940年あたりから始まって、人物や風景、静物などの具象画、1970年代以降に増えてくる抽象画ときて、大岩オスカールの作品が30点ほど並ぶ。大岩オスカールのダイナミックでユーモアあふれる作品を大量に見たのは久しぶりで、2012/2013年あたりの最新作もあったのはうれしかった。

 日系ブラジル人の作品で面白かったのは、間部学と大竹富江の抽象画。特に大竹富江の作品は印象的で、色彩の面白さに見入ってしまった。大竹はそろそろ100歳を超えるのだが、2013年にブラジルの文化勲章を受賞したりしていて、まだ現役のようだ(参考記事:ハイカラさん海を渡る=移民画家 大竹富江の一世紀)。作品をまとめて見てみたいものです。

 ちなみに、なぜ、館林美術館で日系ブラジル人の作品を展示しているかというと、「群馬県は1980年にブラジル・サンパウロ州と姉妹提携を結び、幅広い分野において交流関係を築いてきました。また、東毛地区に位置し、当館からほど近い距離に位置する邑楽郡大泉町は、ブラジル人比率が全国で一番高い町として知られています」ということらしい。

 企画展を見たあと、常設の展示を拝見。常設は彫刻のみだけど、広々とした展示スペースにフランソワ・ポンポンの作品を中心に18点を展示していた。でまあ、このとき知ったんだけど、この館林美術館はポンポンの作品収集をそこそこしていて、そのアトリエを別館で再現している。その別館はちょっと風情のある田舎屋風の作りで林のなかにある(写真下:高解像度版はこちら)。

Annex1

 横から見るとこんな感じ(写真下:高解像度版はこちら)。

Annex2

 別館で配布していた解説によると、ポンポンの作品を101点所蔵しているが、そのうち、34点がポンポンの死後に鋳造されたブロンズで、ポンポンが遺言で死後鋳造を認めていなかったため、34点中31点が作品としては展示できない、とのこと。34点中3点はフランス国家が認めたものでOKらしい。でまあ、死後鋳造で認可をうけていなものは、アトリエ内に置かれている、とのこと。大変だな。

 館林美術館への行き方ですが、東武伊勢崎線の多々良駅から徒歩20分。今回は東武伊勢崎線の館林駅まで特急りょうもうに乗って、行きました。館林から1駅、各駅に乗って多々良駅へ、という感じ。北千住から乗ったのだけど、ざっと1時間ぐらいです。多々良駅の駅前は本当に何もないところなので、食事などについては、多少考えておいた方がいいでしょう。ちなみに駅から美術館までは、ところどころに案内板がたっているので、まず迷うことはありません。国道122号線添いに蕎麦屋があったりしますが、今回は利用しませんでした。まあ、少なくともコンビニはなかったですねえ。

 帰りは多々良巡回線バスというのが、美術館に1日4回くるので、それに乗って館林駅まで行きました。運賃は200円也。あとは館林から特急りょうもうで浅草まで乗って、帰宅しました。また天気のいいときに行きたいですね。

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