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2014.08.24

「楽園としての芸術」を見に夜の都美術館に行ってみる

 東京都美術館が夜間開館をしているというので、気になっていた「楽園としての芸術」(10/8まで、800円)と「メトロポリタン美術館 古代エジプト展 女王と女神」(9/23まで、1600円)を拝見しに行ってみた。ちなみに楽園としての芸術展の入場料は古代エジプト展の半券で300円引きになるので、2展を見ると少々お得です。まあ、全く内容の違うモノですがね。

P1030615

 その前に、夜間開館である。まあ上の写真は21時ごろに撮影したんだけど、人がそこそこ少なくて、じっくり拝見できました(高解像度版はこちら)。都美術館では特別展開催中の金曜は20時まで開館しているが、今回は「サマーナイトミュージアム2014」として21時まで、7月から9月にかけて、主に金曜に開館している。私が行ったのは8/17で日曜だったけど、そこそこ空いていて、かつ時間も効率よく使うことができた。まあ、美術館で働く方々からすると労働時間などの管理上の問題はあるかもしれないが、ある意味、独立採算が要求されるなかで、こういったサービス向上はいいんじゃないかと思います。少なくとも、夜間ですいてなければ「古代エジプト展」なんて見に行かないわけで、ぜひとも、ほかの美術館も検討してほしいものであります。

 さて、展示の方ですが、まずは「古代エジプト展」。ニューヨークのメトロポリタン美術館にある、エジプト美術のコレクションを展示したものです。テーマは女性とのことで、古代エジプトの女性ファラオ「ハトシェプスト」をメインに200点を公開とのこと。基本、女性向けです。まあ、普通に楽しめましたが、1600円は高いね。一方で、エジプトにもニューヨークにも、特に治安悪化のエジプトなんかは、一生行けそうにない気がするので貴重な体験でありました。

 「楽園としての芸術」は抽象芸術の世界です。作家はダウン症などの障害のある方々。一種のアウトサイダーアートなんでしょうが、純粋に抽象作品として鑑賞いたしました。色使いの自由さには、ちょっと圧倒されますね。そして描く楽しさが伝わってくるところが、プロの画家が描いた作品との一番の違いだと思います。それから、タイトルがなんか不思議なんだよね、「セカイツリー」とか。平面の絵画もよかったけど、布にいろんな色の糸を縫い込んだ作品は少々驚きでしたし、きれいでした。「無心の針仕事」ってタイトルもいいですね。

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