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2015.05.01

練馬区立美術館で「没後100年小林清親展」を見る

Kiyochika1

 練馬区立美術館で「没後100年小林清親展 文明開化の光と影をみつめて」(5/17まで、500円)を見る。小林清親は1847年生まれの画家で、1915年に68才でなくっている。幕臣の下級武士出身で、伏見の戦いに参加しているが、その後、どういう経緯があったか不明だけれど、29才から江戸東京の名所図を描いて、画家としてデビューしている。

 デビュー当時は「光線画」と呼ばれた、光と影をうまく使った版画で当時の新風景を描いている。昼間の風景でも、人物は後ろ姿が中心で、夜景ともなると、人物はみなシルエットだけになる。特に夜景がよくて、月明かりやガス灯などのほのかな灯りのしたで人々がたたずんでいるところが、風情かあっていいんですよ。

 どちらかというと、光線画のみの人かと思っていたら、そうでもなくて、名所の錦絵とか戦争画や風刺画も多く描いている。まあ、戦争画については、東京芸大の「ダブルインパクト」で見た作品がきれいで迫力もあったけど…。印象的なのは肉筆画で、特に水彩画のスケッチは味がある。

 図録は青幻舎が販売する市販の本なので、展覧会に行かなくても手に入る。タイトルは「小林清親 文明開化の光と影」で2592円です。コンパクトにまとまっていていい本です。練馬区立で見た後、原宿の太田記念美術館でやっている「広重と清親」を見にいったんですが、練馬区立の半券を見せると100円引きでした。というわけで、半券は大切にしましょう。太田記念美術館の話はそのうち詳しく書くと思います。

 ちなみに、練馬区立美術館は開館30周年とのことで、ちょっと気合いが入っていました。上の写真のように、建物のガラスの窓一面に「小林清親展」と飾ってました(高解像度版はこちら)。たぶん開館30周年と関係するでしょうが、区立美術館の手前のところを、「練馬区立美術の森緑地」として、動物のオブジェで飾られておりました。キリンとか(高解像度版はこちら)、熊とか(高解像度版はこちら)、全部で32体あるとのこと。こちらも楽しめます。

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