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2015.07.24

「《写真》見えるもの/見えないもの #02」を見る

Ph01

 東京藝大の美術系の入口の入って左手にある陳列館で「《写真》見えるもの/見えないもの #02」(8/1まで、無料、公式サイト:http://www.mierumienai02.com/)を見る。#02とあるのは、2007年に同じ場所で「《写真》見えるもの/見えないもの 」をやっていたからで、7年たって、再度、写真について考えてみようという試みらしい。ちなみに2007年に開催したときのテーマは「写真表現に本質的に備わる重要な両義性、つまり写真の機械的に写ってしまうイメージの超具象性と、写そうとする思念の抽象性という表裏の関係性について基本的なテーマとしました」とのこと。一方、今回はデジタルと銀塩です。

 「 銀塩写真とデジタル写真には技術的な違いがありますが、その表現に差異はあるのでしょうか? 現在は、材料が100%満足できるとは言えないまでも成熟した銀塩写真の技術があり、しかも円熟期を迎えつつあるデジタル技術のその両方が混在する時代といえます。このような時代にあって技術的な側面の検討から、さらには新たな融合の可能性をも探ってみたいと考えます」とのこと。

 抽象的すぎてよくわからない部分もありますが、デジタルか銀塩か、というのは、この展示をみる限り、大きな差はないように見える。特に説明がなければ、素人には、どれが印画紙でどれがインクジェットなのかは分からない。まあ、巨大な写真はインクジェットかな、とか勝手に思ったりするけど、インクジェットの割に発色がよく、階調がしっかりと出ていたりすると、巨大な印画紙にどうやって焼き付けるのかしら、と思ったりする。

 というわけで、主催者の思惑とはずれているかもしれないけど、いろいろな現代の写真家の作品を見て、楽しめました。まあ、実際、作品を見たことを覚えている作家は、12人中、佐藤時啓と鈴木理策、榮榮&映里だけで、ほかの作家は存じ上げませんでした(あるいは見たんだけど忘れてしまった)のでそこそこ発見もありました。とりあえず、今 義典の作品がわかりやすくてよかったな。

 それから、最近はタイプCプリントとは言わずに「発色現像方式印画」というらしい、とか「アーカイバル・ピグメント・プリント」なる言葉は「作品としてのプリントが半永久的に変色しないように後処理」したプリントらしい、とかそこそこ勉強になりました。

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