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2016.01.16

兵庫県立美術館の常設展示を見る

 兵庫県立美術館でジョルジュ・モランディ展を見て、「奇想の版画家 谷中安規展」を見たあと、常設展示の残りをみる。1階から2階に移動する。残りと言っても、小磯良平と金山平三の名作と近代・現代の平面(主に油彩)を展示している。この2人の作品は「記念館」と名の付いた部屋があって、パーマネントコレクション的に展示している。

 小磯良平(こいそ・りょうへい:1903-1988)は気品のある絵を描く作家。下の写真の「斉唱」は代表作のひとつで、1941年の作品(高解像度版はこちら)。1941年といえば戦争直前でこの12月に真珠湾攻撃が実行される。そういう時代です。今更ですが、歌っている女性は裸足だったことに気がついてしまったりする。

Saisyo

 兵庫県は横尾忠則とも縁が深い。横尾さんは兵庫県西脇市の出身で、横尾忠則現代美術館が、兵庫県立美術館の近くにあったりする。だいたい徒歩20分ぐらいのところ。その関係か、横尾さんの作品もいくつか展示されていました。下は柴田錬三郎の文章と横尾の絵で作られた「うろつき夜太」の挿絵的な作品(高解像度版はこちら)。

Urotuki_yota

 それから、気になったのが本多 錦吉郎(ほんだ・きんきちろう:1851-1921)の「羽衣天女」(写真下:高解像度版はこちら)。本多は明治初期の洋画家で、小川芋銭(おがわ・うせん:1868-1938)の師匠。「羽衣天女」は1890年の作品。

Hagoromo_tennyo

 もう一つ、この美術館の見所は、安藤忠雄が設計した建物。震災のあとに「文化の復興」のシンボルとして開館したそうだ。海に面した地下1階、地上4階の建物。直方体を3つつなげたような構造になっていて、山側から見て右側の2つの直方体がわりと密につながっていて、左側はほぼ独立している。右と左の間から海側と山側を望めるようになっている。下の写真は3階から海側を見たところ(高解像度版はこちら)。さらにその下の写真は1階から3階の方を見たところです(高解像度版はこちら)。

Hyogo1

Hyougo2

 ところで兵庫県立美術館の最寄り駅は阪神電車の岩屋駅かJR西日本の灘駅になる。岩屋駅の方が少し近いので、三ノ宮から阪神電車で移動。駅から歩いて10分ぐらいです。広い道が2本あるけど、どちらも陸橋があるので信号待ちはない。前回、来たのは2011年11月で「榎忠展 美術館を野生化する」を拝見しに来たのでした

 岩屋駅についたとき、なんか違うなと思ったんですが、改めて写真をみたら、2016年に見た岩屋駅はちょっと派手になってました。詳しくは下の写真をご覧ください。

 こちらが2011年11月の岩屋駅(高解像度版はこちら)。
Iwaya2011

 そして、こちらが2016年1月の岩屋駅(高解像度版はこちら)。
Iwaya2016

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