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2016.03.21

上野の森美術館で「VOCA展2016 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」を見た

Ph01

上野の森美術館で「VOCA展2016 現代美術の展望─新しい平面の作家たち」(2016/3/12-3/30:500円)を見た。VOCAはVision Of Contemporary Artの略。現代美術の展望ということらしい。1994年から続く新人画家の展覧会。平面作品を扱うが、壁面から20cm以内であればOKなので、彫刻作品が出てくることもあるし、映像を使ったインスタレーション的な作品も登場する。

「全国の美術館学芸員、ジャーナリスト、研究者などに40才以下の若手作家の推薦を依頼し、その作家が平面作品の新作を出品するという方式により、全国各地から未知の優れた才能を紹介していきます」という方式で、出展者を選んでいる。ちなみに、第一生命保険がスポンサーになっていて、「毎回VOCA賞、VOCA奨励賞受賞作品を所蔵し、本社1階にあるロビーでの展示、第一生命ギャラリー(東京都・有楽町)での定期的公開」している。

過去の受賞者は、現在、いわゆる第一線で活躍しているアーティストが多く、やなぎみわ(1999)や山本太郎(2007)、三瀬夏之介(2009)がVOCA賞を受賞しているし、ほかの受賞者には大岩オスカール幸男(1995)や石田徹也(2001)、照屋勇賢(2002)、中ザワヒデキ(2003)、蜷川実花(2006)、山口晃(2007)がいる。

まあ、受賞者などの情報はWebにあるので、とりあえず、気になった作品だけ、メモしておく。

まず、2015年のシェル美術賞でも見た牛嶋直子の「Breathing」。おそらくは郊外にあるモールの夜景を遠景として描いたもの。クルマで移動中にそのモールに近づくとき、最初に見えたイメージという感じ。暗闇に柔らかい光の固まりが浮かんでいる。解説によると「パネルに炭酸カルシウムで下地を作り、滑らかにした画面にコンプレッサーで顔料を吹き付けていく」とのこと。

次が鈴木のぞみの「Other Days,Other Eyes」。窓ガラスに感光材を塗布して、そこから見える風景を焼き付けたもの。ガラス窓から見ていた風景がそのままガラスに映り込むというのが、面白い。

そして白田誉主也の「不完全なEGAO」。250×250cmという巨大な犬の顔の絵なんだけど、なぜか気になった。その素材が岩絵具だったりしたのが気になった理由かもしれない。

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