« 東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・マッギンレー BODY LOUD !」を見る | トップページ | 2016/4/25-4/28の気になったニュース:ティアックのネット生放送向け家庭用放送機器など »

2016.04.28

出光美術館で「開館50周年記念 美の祝典I やまと絵の四季」を見る

 東京・丸の内の出光美術館で「開館50周年記念 美の祝典I やまと絵の四季」(2016/4/9~5/8:1000円)を見た。開館50年を記念して、所蔵絵画作品から国宝・重要文化財を中心に、3部構成で公開する、というもの。なかなか豪華かなラインアップです。

 今回は第1部で、やまと絵と仏画、そして「伴大納言絵巻」の上巻。ここで言う「やまと絵」とは、室町時代から桃山時代の屏風絵らしい。このなかでは「吉野龍田図屏風」がとても印象的。右隻が吉野の桜、左隻が楓になる。どちらも真ん中に桜と楓の巨木を配し、桜の花や紅葉した楓の葉で埋め尽くされている。

 仏画は、古いものが多いのためか、かなり痛んでいてよくわからない作品も多いのですが、例えば「十王地獄図」あたりは鎌倉時代末期のものですが、あまり痛んでなくて、地獄の恐ろしさが伝わってきます。

 やまと絵と仏画の間の展示会場にあるのが、国宝の伴大納言絵巻。伴大納言絵巻は全3巻の構成で、3部構成となる「美の祝典」で毎回1巻を展示する。逆に考えると「美の祝典」をすべて見ないと、伴大納言絵巻全巻を見ることはできない。1回1000円ですので、3000円です。まあ、割引はいくつかあるので少しは安くなりますが…。ちなみに筆者は三菱一号館美術館の会員ですので、200円引きとなります。今回、いいなあと心底思ったのは、出光美術館が第1回の入場のときに割引券を配ったこと。有効期間が2016/4/9-2017/3/26とほぼ1年間で500円引きです。500円ですが、かなり得した感じです。

 図録は2700円(左)。3部構成で展示する、すべての作品が掲載されている。これと「国宝 伴大納言絵巻」という500円の小冊子(右)を購入しました。どちらも、購入の価値ありと思います。特に「国宝 伴大納言絵巻」は20ページと薄いのですが、全巻の画像を掲載し、その各部分の解説と詞書の現代語訳を掲載してます。本展図録にも全画像とクローズアップした画像が14ページにわたって掲載されてますが、詞書の現代語訳などはありません。小冊子は500円ですので、安いと思います。

Img_1371_1

Img_1370

 
 とりあえず、全3部を見に行くつもりです。ちなみに、第2部は「水墨の壮美」で牧谿、等伯の水墨画と池大雅、与謝野蕪村の文人画。第3部は「江戸絵画の華やぎ」で肉筆浮世絵、琳派といった構成。いずれも楽しみです。

|

« 東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・マッギンレー BODY LOUD !」を見る | トップページ | 2016/4/25-4/28の気になったニュース:ティアックのネット生放送向け家庭用放送機器など »

art」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11441/63546711

この記事へのトラックバック一覧です: 出光美術館で「開館50周年記念 美の祝典I やまと絵の四季」を見る:

« 東京オペラシティ アートギャラリーで「ライアン・マッギンレー BODY LOUD !」を見る | トップページ | 2016/4/25-4/28の気になったニュース:ティアックのネット生放送向け家庭用放送機器など »