« 2016/6/18-6/24の気になったニュース:ASUSの1週間電池が持つらしい腕時計型活動量計 | トップページ | 2016/6/27-7/1の気になったニュース:チェキのフィルムに印刷できるプリンターの2代目など »

2016.07.02

大和文華館で「琳派と風俗画」を見る

奈良の平城京跡で広々とした空間を満喫したあと、大和文華館に向かった。平城京跡から大和西大寺駅に歩いて、近鉄奈良線で学園前駅に移動。そこから歩いて7-8分で到着した。学園前駅は、帝塚山大学の設立に合わせて作られた駅らしい。駅の南口をでて、左側の道をわたって、坂を下っていく。坂を下りきって、少し歩いたところで、大和文華館に着く(写真下:高解像度版はこちら)。

Yamato_bunkakan

駐車場の奥に門があって、そこから坂を登っていく。両側はそこそこ鬱蒼とした感じです。坂の途中あたりから、白い建物が見えてくる(写真下:高解像度版はこちら)。

Saka

高低差は10m程度。坂を登り切ると海鼠壁(なまこかべ)の平べったい建物が現れる(写真下:高解像度版はこちら)。

Yamato_bunnka_kan_1jpg

 大和文華館ですが、以前から興味がありました。いくつかの美術展で、気になった作品に、大和文華館の収蔵品が多かったから、というのが主な理由です。例えば雪村の《呂洞賓図》とか、尾形光琳の《中村内蔵助像》といった作品は大和文華館の所蔵品なのでした。まあ、館長が美術史家の浅野 秀剛さんというのもある。一方で、知らないことばかりで、例えば近鉄の社長が企画した美術館で、近鉄の創立50周年記念の1960年に開館したとか、斜面にそった庭があり、池の畔にあるとか、何も知りませんでした。

 今回は、「琳派と風俗画」(2016/4/15~5/22:620円)という企画展を見ました。展示場は、1階のみであまり広くありませんが、入館料からすれば、妥当なところかと思います。入口からの右横に受付があり、展示場は入口からちょっと広くて長めの廊下を抜けた先にあります。展示場には真ん中にガラスで囲まれた「中庭」がある。その中庭を中心に並ぶ作品を見ることになる。このときは、屏風絵から根付まで全部で59点の作品が展示されていた。

 「琳派と風俗画」ということで、桃山時代以降の町人文化の始まりをテーマに、琳派と浮世絵的な流れの発端になる風俗画を展示してました。気になった作品は主に風俗画でした。まず国宝の《婦女遊楽図屏風(松浦屏風)》。六曲一双の金地屏風に18人の人物がほぼ等身大で描かれている。すべて女性で、遊女と禿。カルタをやっていたり三味線をもっていたりする。衣装がすべて違っていて、豪華です。その一方で、みんな、同じ顔に見えるのが、そこそこ不気味。《輪舞図屏風》もかなり変わった作品。六曲一隻の屏風絵で、巨大な輪を描いて、遊女が踊り始めるところなんだけど、輪が完全な円として描かれていて、絵描きは相当の高さから俯瞰したことになる。当然、人物も小さいのだけど、踊りを始める広場もやたらと広い。誰がいつ描いたかは分からないようで、江戸前期の作品とされている。

 まあ、松浦屏風の本物を拝見できただけでも満足なんだけど、奈良からほぼ1日中、移動していたので疲れてしまった。大和文華館の庭がそこそこよくて、あと池もあるし、近くにもう1つ中野美術館という日本の近代美術を中心としたコレクションを持つ美術館もあるので、またの機会に来てみたいものです。

|

« 2016/6/18-6/24の気になったニュース:ASUSの1週間電池が持つらしい腕時計型活動量計 | トップページ | 2016/6/27-7/1の気になったニュース:チェキのフィルムに印刷できるプリンターの2代目など »

art」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/11441/63846370

この記事へのトラックバック一覧です: 大和文華館で「琳派と風俗画」を見る:

« 2016/6/18-6/24の気になったニュース:ASUSの1週間電池が持つらしい腕時計型活動量計 | トップページ | 2016/6/27-7/1の気になったニュース:チェキのフィルムに印刷できるプリンターの2代目など »