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2016.08.12

練馬区立美術館で「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」を見る

練馬区立美術館で「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」(800円:2016/7/3-9/4)を見た。しりあがり寿さんは美大出身の漫画家。代表作は「エレキな春」か「真夜中の弥次さん喜多さん」、「弥次喜多 in DEEP」あたりなんだろう。だから原画展とか、そういう方向かと思ったら、ちょっと違いました。タイトルにあるように現代美術でした。そしてテーマは回転。例えばやかんはそのままならアートじゃないけど、回転させると、アートになる、ということらしい。

2014年に箱根の彫刻の森美術館で開催された「ミーツ・アート 森の玉手箱」という展示で、しりあがりさんの回転するだるまを見たんだけど、そのタイトルは「回転体は行進するダルマの夢を視る」というものでした(そのときの記事はこちら)。どうもその延長線にあるらしい。

カタログのある椹木野衣さんの解説では、回転させることで、アートとするのは、クリストや赤瀬川源平さんの梱包芸術の延長線上にあり、マルセル・デュシャンの《ロトレリーフ》に近いとされていて、かなり納得してしまった。まあ、そういう視点で見ると面白い。

練馬区立美術館は展示スペースが1階と2階に分かれている。下の写真は1階の入口。

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1階は、原画と巨大な墨絵。

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2階はまず、アニメ、「ゆるめ~しょん」。ゆるいアニメです。

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そこを抜けると回転の世界に。やかんも回るけど、勝海舟も西郷隆盛も回る。当然だるまも回る。

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日常にあるモノ、すべてが回るのは、量的にちょっと壮観。


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このあと、謎の映画「回転道場」が上映されてます。なんと緒川たまきが出演してます。白髪、白髭、白眉毛のしりあがりさんが主役の老師、回転道を究めんとする老師といったところ。弟子達が回転するものを恐る恐る出すと、こんなもん回転ではない、って感じでひっくり返して、道場を飛び出る。

そこに緒川たまきが登場して、老師と話しながら庭を歩き、そこで回転する若芽を発見。みたいなのが、ループしながら上映されてます。


カタログは下の表紙の「しりあがり寿の現代美術 回・転・界」(求龍堂:2300円+税)。描き下ろしのマンガが34ページも入っていて、ファンとしてはお得です。

Catalog


ちなみに、この展覧会は、練馬美術館のあと、刈谷市美術館(2016/9/17-11/6)と伊丹市立美術館(2017/1/14-3/5)に巡回するそうです。

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