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2016.09.07

東京都美術館で 開館90周年記念展 「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」を見る

東京都美術館で 開館90周年記念展 「木々との対話──再生をめぐる5つの風景」(2016/7/26~10/2:800円)を見た。分かりにくいけど、木彫や木を素材に使った作品をテーマにしたもの。「5つの風景」としているのは、5人の作家の作品を展示しているからなんでしょう。5人とは國安孝昌、須田悦弘、田窪恭治、土屋仁応、舟越桂。5人の作風がまったく違うので、かなり楽しめます。須田悦弘、田窪恭治、舟越桂の作品は何度か見たことがあって、どれも好きなんですが、國安孝昌と土屋仁応の作品もなかなかよかったです。これで800円なら、安いという感じ。ちなみに9月22日まで開催しているポンピドゥー・センター展の半券があると300円引きです。さらに、ちなみに舟越桂の作品以外は撮影OKでした。

場所は東京都美術館のギャラリーA/B/Cと一部、無料で入れるスペースにも展示されていました。このギャラリーA/B/CのうちAとBは地下3階にあり、Aは地下1階(ロビー階と呼んでいる)まで吹き抜けになっている巨大なスペースでBはその横にあるけど吹き抜けにはなっていない。そしてCは地下2階にあり、部分的に吹き抜けになっている。

Aには國安の巨大な作品が置いてある。タイトルは《CHI VA PIANO VA LONTANO 2016》。長さ2mの杉の丸太を使って、ぐるぐると積み上げた空間です。迫力あります。

Kuniyasujpg

もう一つ、Aには白い壁で囲われた場所があって、その奥には須田悦弘の《バラ》が置かれています。細長く囲われた場所の一番奥に作品を配置する、というのは須田作品でよく使う展示方法です。展示空間に入っていくところから、作品が始まっているわけで、作品に徐々に近づいて見るというのが面白い。

Suda1

須田の作品は、1階のアートラウンジと美術情報室にもある。下の写真はアートラウンジにある《朝顔》。美術情報室の作品は露草ですが、残念ながら撮影はできません。

Suda2

ギャラリーCには田窪恭治と土屋仁応の作品が配置されてます。木材、金属を含む廃材を使った作品です。下は《イノコズチ》。

Takubo1jpg

このほか田窪作品として、美術館の裏手敷地にある大イチョウを使ったインスタレーション《感覚細胞―2016・イチョウ》というのもあって、興味深い。この大イチョウは東京大空襲で被災して焼け残った木で、木の内部に焼け跡が残っているらしい。この作品では、大イチョウの周りをにぶいオレンジ色をしたタイル状の鋳鉄で囲うように配置したもの。

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鋳鉄のタイルは《CORQ》と呼ばれています。これも田窪作品のようです。これを1万枚、下の写真のように設置している。

Takubo3

土屋仁応の作品は、鹿とか龍とか、動物と幻獣を木彫で表したもの。可愛い。

Tutiya1

最後に舟越桂。6点の彫像と10点のデッサンが展示されてます。《海にとどく手》という2016年作成の作品もあります。

各作品の面白さも楽しめますが、木を使った作品で、ここまで幅があるのかと、驚かされます。そちらの驚きが新鮮でした。

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