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2017.04.09

三菱一号館美術館で「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」を見る

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三菱一号館美術館で「オルセーのナビ派展:美の預言者たち ―ささやきとざわめき」(2017/2/4-5/21:1700円)を見た。ナビ派とは「19世紀末パリ、ゴーガンの美学から影響を受け、自らを新たな美の「ナビ(ヘブライ語で"預言者"の意味)」と称した前衛的な若き芸術家グループ。平面性・装飾性を重視した画面構成により、20世紀美術を予兆する革新的な芸術活動を行った」とのこと。ポスト印象派として次の美術表現を模索したグループということらしい。

ナビ派のモーリス・ドニ、ピエール・ボナール、フェリックス・ヴァンロットンあたりは作品を見たことがあるのだけど、共通点が分からなかった。つまりこの展覧会を見るまでは、ナビ派の意味を理解してなかったのですが、ようやく全体像が見えてきました。というわけで、ナビ派というものを理解してみたいなら、一見の価値はあると思われます。

規模は「オルセー美術館が誇るナビ派のコレクションから、油彩約70点、素描約10点など合わせておよそ80点が一堂に会します」とのこと。会期中に展示替えもないのもありがたいです。

この展覧会でナビ派について、わかったことは
・ゴーガン(ゴーギャンとは発音しないらしい)の影響が大きい
・そのためか象徴主義の傾向が強い。
・日常を描くにも、映画的なというか、演劇的な画面構成を目指す
・流行に敏感。だからジャポニズムは取り入れている
といったところか。まあ、そこそこ適当です。

カタログは珍しく電子版もある。電子版は2200円です。例えばKindle版はこちら。iTunes、honto、koboで販売中。紙の方は2400円。

そのほか、オリジナルグッズも揃ってます。なかでもiPhone用のカバーが面白かった。下の写真のように、裏に貼るクッションタイプのもの。発色はなかなかいい。ちなみにヴァロットンの「ボール」という作品の部分です。

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