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2017.05.05

初台の東京オペラシティ アートギャラリーで「片山正通的百科全書」を見る

初台の東京オペラシティ アートギャラリーで「片山正通的百科全書 Life is hard... Let's go shopping.」(2017/4/8- 6/25:1200円)を見た。インテリアデザイナーの片山正通氏の膨大なコレクション、現代アートから骨董、植物、動物の剥製、家具などを、いくつかのテーマに分類して見せる展覧会。そういえば、去年は村上隆の膨大な美術コレクションが横浜美術館で展示されたけど(横浜美術館で「村上隆のスーパーフラット・コレクション ―蕭白、魯山人からキーファーまで―」を見るを参照)、あの感覚にそこそこ近い。片山はデザイナーで、村上は美術家だけど、その違いは職業を超えて個人の差が感じられる。でも、個人のコレクションという意味では近いニオイがしている。人を楽しませるだけのコレクションを持つ、というのはそうそうできることではないと、思うわけです。ただし片山コレクションは村上コレクションと比べると、古美術はないし、骨董的なものも少ない。一方で、家具のコレクションは村上コレクションにはなかった。この辺はインテリアデザイナーと美術家の違いなんでしょう。

展示会場は17の「ROOM」に別れ、さらに5つの小さなコーナーが用意されている。最初が片山が経営するWonderwallのオフィスビルのツアー映像。次に出版物、CDのコレクションに続いて、なぜか多肉植物が展示される。ここまでがROOM1-4。

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その後、ROOM5-8が「人と動物」というタイトルで、写真と絵画、主に2次元の現代美術作品が並ぶ。立体としてなぜかマクドナルドのピエロがいたりするが、基本、人と動物。わりとダークな感じの絵が多い。大竹伸朗、榎本耕一あたりが気になります。

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ROOM9は写真。モノクロ写真です。まあ、いろいろありますが、トム・ウエイツのアルバム「Rain Dogs」のジャケット写真に使われたアンデルス・ペーターセンの写真が目を引きました。

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この辺りでは、なぜか剥製も登場する。シロクマとか虎とか。ほかにもアライグマとか狐とか、小さいモノ達もいます。


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ほかにも、いろいろあります。骨董とか家具とか。


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Nerholの写真作品もありました。「3分間にわたって連続撮影した200枚のポートレートを撮影順に積み重ね、カッターで切り取り起伏を付けていく」というもの。


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でも、一番、不可思議というか、印象深かったのが、サカナクションの山口一郎氏のインスタレーション。なんとその内容は他言無用。映像作品であること、一人で見ること、他言無用であることを示した誓約書にサインしてから見ること、ぐらいは書いていいんじゃないでしょうか。

そして最後は、福助人形が、深々とお辞儀をして終了となります。

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