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2017.07.09

島根県の足立美術館で日本庭園を堪能する

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2017年6月の半ば、本来なら梅雨真っ盛りで、雨の中の旅行になるかと思ったら、カンカン照りの空梅雨。好天に恵まれるなか、2泊3日で島根県松江市に行ってみた。松江、米子、境港、安来といったところを回って、個性派美術館を堪能した。メインとなるのは島根県安来市にある足立美術館、鳥取県伯耆町の植田正治写真美術館、そして松江の島根県立美術館、境港の水木しげる記念館水木しげるロード、国宝となった松江城と見所満載です。

初日は米子空港に到着して、バスでJR米子駅へ。駅前の居酒屋でランチをいただき、JRで安来へ。このときは特急八雲に乗って移動。最初の目的地は庭園と日本画のコレクションで有名な足立美術館。美術館へは安来駅からシャトルバスが走っていて、20分で到着する。巨大な駐車場があるのは、団体の観光客がくるためで、できれば、さほど美術にも庭園にも興味がなさそうな団体にまみれるのは避けたいところ。入場料は2300円。

残念なのは庭のなかにはいれないこと。基本的に建物のなかから拝見する仕組みです。建物の窓はしっかり掃除されているので、問題はないのですが、庭のなかを歩いてみたいですね。庭は苔庭、枯山水、池庭など日本庭園のパターンを諸々見せてくれます。一番上の写真は「白砂青松庭」というところで、横山大観の作品「白砂青松」をイメージしたもの、とのこと(高解像度版はこちら)。

改めて考えると、庭園をどのように見せるかを、緻密に計算して美術館全体が設計されている、ということに気がつきます。苔庭、枯山水、白砂青松、池庭がどのようにつながっているのか、うまく想像できないのですが、建物のなかを順路に従っていくと、それぞれが独立した庭として、目に飛び込んでくる。


例えば、下の苔庭(高解像度版はこちら)とその下にある枯山水(高解像度版はこちら)は一番上の「白砂青松庭」とつながっているのだけど、微妙に変化している。

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さすがに下の写真の池庭は建物を挟んでいるので、そかの庭との連続性はなけkど、統一感はある(高解像度版はこちら)。

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このほか、人工の滝「亀鶴の滝」が遠くに見えたり(写真下:高解像度版はこちら

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床の間の壁をくりぬいて、その先にある庭を掛け軸のように見せるシカケとか(写真下:高解像度版はこちら

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なかなか凝ってます。ただし、掛け軸には入場者の頭が並んでいて、奇妙なものでした。庭は天気の悪いときにきてみたいですね。雪景色も雨模様も、それはそれで見応えがありそうです。

美術品のコレクションは日本画中心ですが陶器も充実。横山大観の作品が多いけど、時代的には明治以降の作品がほとんどです。大観以外には橋本関雪、竹内栖鳳、菱田春草といったあたりの作品がコレクションされてます。陶器では河井寛次郎、北大路魯山人。新館では現代作家の作品もありました。

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