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2017.09.29

横浜・根岸台の馬の博物館で「馬の博物館開館40周年記念所蔵名品展 馬の美術150選 ―山口晃「 厩圖2016」完成披露― 」を見る

横浜市の根岸台にある馬の博物館で「馬の博物館開館40周年記念所蔵名品展 馬の美術150選 ―山口晃「 厩圖 うまやず 2016」完成披露― 」(2017/9/9-10/29:200円)を見た。2016年に「馬鑑(うまかがみ) 山口晃展」(2016/3/26-5/29:200円)を見に行って、なかなか完成しない山口晃さんの「厩圖2016」の下書きを見た覚えがある(そのときの記事はこちら)。そのときはもう行かないだろうなあと思いましたが、「厩圖2016」の完成版が拝見できる、とのことで、再度、訪問してみました。

ちなみに、2016年時点では下のような状態でした(馬鑑(うまかがみ) 山口晃展の図録から)。

Dsc00195_2

なんかよくわかんないものです。どうも2つの絵を合体させたものらしい、という程度で馬もいません。でまあ、今回拝見したのが下の写真です。なぜか撮影OKでした。この絵と「道後百景」がなぜか展示されてました。

Ph01

一つの作品の中に、過去と現代が錯綜するという、山口晃さんが得意とする手法です。宣教師のような格好の外国人の一行がいたりするのは、意味がよく分からないのですが、図録の解説によると「安土桃山時代に使節として来日していた宣教師の一行であろう。史実としてもポルトガル人宣教師ルイス・フロイスが、日本の厩を見てその印象を記した『日本史』がある」とのこと。これも図録にあったのですが「厩圖2016」は2016年の暮れに完成したそうです。年を越さずによかったな、思うわけです。

さて、今回の企画展は馬の博物館が収蔵している馬関連の美術品、絵画から彫刻までのなかから選りすぐりの150点を公開する、というものでした。こちらもなかなか。厩図や合戦を描いた屏風絵、競馬の屏風もある。油絵もあって、坂本繁二郎の作品で馬のシルエットと月を描いた「月光」という作品もあった。このほか版画や工芸品もあるんだけど、ロートレックの馬上の人の後ろ姿を描いたリトグラフが印象深い。

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2017.09.25

2017/9/19-9/22の気になったニュース:東大の光量子コンピュータなど

東大、究極の大規模光量子コンピュータ実現法を発明
http://www.jst.go.jp/pr/announce/20170922/index.html
「光を用いた量子コンピュータ」で「大規模な量子計算を最小規模の回路構成で効率よく実行できる」というものらしい。確かに超伝導とかよりは扱いやすそうだ。光量子コンピュータの計算の基本単位となる量子テレポーテーション回路を「一列に連なった多数の光パルスが、1ブロックの量子テレポーテーション回路を何度もループする構造」にして、「1つの回路の機能を切り替えながら繰り返し用いる」というのがアイデアの中核となる。面白そうなんだけど勉強しないと理解が追いつかないなあ。

東北大、二次元シートを使った透明で曲がる太陽電池を開発
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2017/09/press20170919-02.html
「原子オーダーの厚みをもつ二次元シート材料を使った透明フレキシブル太陽電池の開発に成功」とのこと。「透明フレキシブルな太陽電池が実現できることで、現在主流のシリコンを用いた太陽電池では設置が困難な車のフロントガラスやビルの窓、携帯電話ディスプレイの表面、さらには人体の皮膚等あらゆる場所へ太陽電池を設置することが可能」らしい。そして「電極の形状と種類を最適化するだけのシンプルな構造のため、太陽電池の実用化に向け大きな課題であった大面積化に関して大きな貢献が期待」。


凸版印刷、バーコードをスマートフォンで撮影するだけで印刷の微細な差異を見分ける真正品照合が可能なサービスの提供を開始
http://www.toppan.co.jp/news/2017/newsrelease170922.html

「凸版印刷は、セキュリティシステムを手掛ける米Systech と共同で、商品に記載されたバーコードをスマートフォンで撮影するだけで、印刷の微細な差異を見分け、真正品照合が可能な個体認証サービス「UniSecure(ユニ・セキュア)」の日本におけるサービス提供を、2018年4月より本格的に開始します」とのこと。「バーコードを各種印刷機やコピー機などで複製しても、その印刷時にまた新たな特徴点となる差異が発生してしまう」とのことで、バーコードの真贋をチェックすることで模倣品や横流し品かどうかをチェックできるらしい。


VAIOとLTE-X、LTE over Wi-Fi技術活用のセキュリティーソリューションを共同開発
https://vaio.com/news/pdfdata/pr54.pdf
「VAIO株式会社と、株式会社LTE-Xは、LTE-Xが有するLTE over Wi-Fi技術を活用したセキュリティソリューションを共同で開発・提供することを目的とした業務提携を合意したことを発表いたします。また、本取り組み強化のため、今後、VAIOからLTE-Xへの出資を検討いたします」とのこと。「LTE over Wi-Fi」とは、Wi-Fiで通信するときにLTEのプロトコルを仮想的に動作させる仕組み。LTEは速度だけでなく、SIMの情報を使った認証機能とか、通信速度の制御機能もあるので、よりセキュアで高機能なネットワークが安価なWi-Fi環境で構築できる、というもの。

LIXILと東電EP、ZEHの普及促進を目的とした合弁会社「LIXIL TEPCO スマートパートナーズ」を設立
http://www.tepco.co.jp/ep/notice/pressrelease/2017/1454510_8662.html
ZEHはネット・ゼロ・エネルギー・ハウスのことらしい。つまり「住まいの断熱性・設備効率を上げ(省エネ)、太陽光発電などでエネルギーを創ることにより(創エネ)、年間の一次エネルギー消費量の収支をプラスマイナス「ゼロ」とする住宅」とのこと。具体的には「指定のLIXIL商品を採用頂いたZEH購入のお客様を対象に、太陽光発電システムを割賦販売します。そして新会社が余剰売電収入を得る代わりに、お客様の太陽光発電システムの毎月の割賦支払を実質なくします。」ということらしい。


パナホームとエナリスなど、全117住戸間でのマイクログリッドシステム事業に着手
http://www.panahome.jp/company/news/release/2017/0921.html

「パナホームおよびエナリス、興銀リース、兵庫県企業庁は、2017年8月9日、経済産業省の「平成29年度地域の特性を活かしたエネルギーの地産地消促進事業費補助金」の採択を受け、パナホームが兵庫県芦屋市で開発しているパナホーム スマートシティ潮芦屋「そらしま」においてD4街区の全117住戸を対象とした、マイクログリッドシステム(地域分散エネルギー制御システム)の街づくりに2017年10月より着手します」とのこと。「住宅地での自営線敷設により、住戸間で電力融通が可能となり、街区全体電力の80%以上を太陽光発電で賄い、非常時には系統電力が遮断された場合でも、特定回路で持続的に給電できます」


九大、日本における男性の育休取得率の低迷と多元的無知の関与を解明
http://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/170

「九州大学大学院人間環境学研究院の山口裕幸教授と人間環境学府博士後期課程3年の宮島健らの研究グループは、日本において20代~40代の男性の多くは「男性の育児休業」を肯定的に捉えているにもかかわらず、同年代の他の男性が抱いている「男性の育児休業」に対する考えを実際よりも否定的に思い込むことが、育児休業の取得を抑制していることを明らかにしました」とのこと。タイトルにある「多元的無知」ですが「多くの人々がある特定の価値観や意見を受け入れていないものの、“自分以外の他者はそれを受け入れているのだろう”と誤って思い込んでいる状況」ということだそうです。育休の場合は「取得願望は高いにもかかわらず、他者が育休に否定的だと思い込むことで取得を控えてしまう傾向がある」ということらしい。


江崎グリコ、ビフィズス菌BifiX(ビフィックス)はインスリン感受性を改善する可能性があることを確認
https://www.glico.com/jp/newscenter/pressrelease/20073/

「江崎グリコは、ビフィズス菌BifiX(正式名称:Bifidobacterium animalis ssp. lactis GCL2505)によるインスリン感受性改善の可能性を確認しました」とのこと。まあ可能性ですが…。ビフィズス菌BifiXのはいったヨーグルトなどが血糖値の上昇抑制に役立つかも、ということらしい。


東大と国立国際医療研究センター研究所、血糖・血圧・脂質に対する厳格な統合的治療の効果を解明
http://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/press_archives/20170915.html

糖尿病のガイドラインに沿った従来治療よりも「血糖値・血圧・脂質に対してより厳格な統合的治療を受ける強化療法」のほうが血管合併症を引き起こさない、といったことらしい。


NTTドコモ、人工知能を活用した「近未来人数予測」の実証実験を開始
https://www.nttdocomo.co.jp/info/news_release/2017/09/20_00.html

「NTTドコモは、ドコモの携帯電話ネットワークの仕組みを利用して作成される人口統計とNTTグループのAI「corevo(コレボ)」を構成する「時空間変数オンライン予測技術 」を組み合わせることにより、日本全国の現在、及び数時間先のあるエリアにおける人数を予測する「近未来人数予測」の実用化に向けた実証実験(以下、本実験)を2017年9月20日(水曜)より開始いたします」とのこと。「具体的な活用例のひとつとして観光業での利用が考えられます。近年、観光需要の高まりにより、観光地内、及び観光地間の混雑が課題となっています。観光地周辺における近未来の人数予測を利用することで、旅行業においては混雑が発生した際に、混雑を避けた動的な行程の変更を行うことが可能となり、顧客満足度の向上が期待できるほか、観光地一帯の周遊性が向上し、地域経済の活性化にもつながるものと考えられます」


富士通研究所など、AIの推定理由や根拠を説明する技術を開発
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2017/09/20-1.html
「富士通研究所と富士通は、グラフ構造のデータを学習する富士通研究所独自のAI技術「Deep Tensor(ディープ テンソル)」と、学術文献など専門的な知識を蓄積したナレッジグラフと呼ばれるグラフ構造の知識ベースを関連付けることにより、大量のデータを学習させたAIの推定結果から、推定理由や学術的な根拠を提示する技術を開発しました」とのこと。「大量のデータを学習させることで機械が自らデータの特徴を学んでいくDeep Learningなどの機械学習技術の活用が広がる一方で、これらの技術は推定結果が得られた理由を人間が検証することが困難なため、AIを使った専門家の判断に関して説明責任が問われる医療や金融などのミッションクリティカルな領域などへの適用に課題がありました」

リンナイ、スマホで給湯・暖房のリモコン操作が可能な「どこでもリンナイアプリ」のサービスを開始
http://www.rinnai.co.jp/releases/2017/0921/

「リンナイは、スマートフォンアプリ「どこでもリンナイアプリ」を利用して、屋内や外出先から給湯・暖房リモコン操作が可能となるサービスを2017年10月23日に開始します」とのこと。合わせて「無線LANモジュール内蔵の給湯暖房用熱源機・ふろ給湯器用リモコンMBC-302VC(A)を10月2日に発売」。

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2017.09.24

iPhone 8を購入して料金も見直し

iPhone 8を予約して、ほぼ1週間。2017年9月21日の夜に販売店から、入荷しました、との電話がありました。これまでヨドバシカメラ経由で購入してきたのですが、今回もそうしました。諸々な縛りがいやなので本体一括購入するのですが、そのときにヨドバシのポイントを使える、というのが主な理由です。平日は時間がとれそうにないので、土曜の朝9時半に受け取ると、電話してきた販売店の方に伝えて予約完了。そして、土曜の朝に機種変更して受け取ることができました。

前回、2年前はどうだったのか、もう覚えてませんが、もう少し待たされたような気がします。システムが良くなったのか、それとも様子見の方々が多いのか、売り場でもそんなに待ってる人がいるようには思えませんでした。時間通りに店に行って、待たされることもなく、手続き開始。ちなみに持って行くのは使用中のスマホと本人確認用の免許証です。

今回の手続きで印象的なのは、この1年の利用状況をチェックして、コースの見直しをしてくれたこと。まあ、ほとんど通話をしないので、Wホワイトをやめてホワイトプランに変更。さらにインターネット回線をソフトバンク光に変更、あと端末下取りも入って、月の料金は約3000円ほど安くなる予定です。

ソフトバンクなのでTカードと関連するのですが、今回はソフトバンクのTカードを作りました。これで5000ポイントもらえる、というキャンペーンがあったのでいただくことにしました。Tカードのポイントは3734たまっていたので、合計8734ポイント、つまり8734円を本体購入時に使います。

本体価格は税込11万2560円。ここからTポイントとヨドバシのポイント(5万8976)をすべて投入して、4万4850円で256GBのiPhone 8を入手しました。

まあ、これからの2年後にまた機種変更する可能性があるので、ヨドバシとTカードで買い物してポイントをためることにしましょう。

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2017.09.20

千葉市美術館で「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」を見る

千葉市美術館で「ボストン美術館浮世絵名品展 鈴木春信」(2017/9/6- 10/23:1200円)を見た。ボストン美術館の所蔵品から鈴木春信作品と関連作品、約150点で構成されている。最大の見所は、ボストン美術館の収蔵品ならではの保存状態良好な作品の発色の良さだろう。まあ、きれいなものだ。そして、改めて鈴木春信という絵師の不思議なところを浮き彫りにした展示でもありました。

構成としては、春信登場の直前、先行して登場した奥村政信(1686-1764)、石川豊信(1711-85)、鳥居清広(生没年不詳)と、初期の、錦絵ではない春信作品から始まる。これが宝暦期(1751-64)。次が錦絵が登場する明和期(1764-72)のはじめ、絵暦交換会での作品。あとはテーマ別に見立絵、恋人達、日常生活、江戸の風俗と並んで、最後に春信の亡くなった1770年以降の春信フォロワーの作品となる。

春信は、1725年に生まれたらしいのだが、正確なところは分かっていない。没年は1770年で、デビューは1760年。不思議なのは10年と短い活動期間で多色摺りの錦絵を完成させ、さらにテーマを広げてていること。デビューしたのが36歳と遅いのも不思議だ。そして多色摺りが始まるのはデビューから5年後の1765年である。活動期の終わりの方では、実在の評判娘や江戸の名所を積極的に主題とする作品を作成し、その後の浮世絵の方向性を決めてしまった。

図録の解説を読むと、どうやら春信は「生活のために筆を執る必要はなく趣味が高じて浮世絵師になった可能性もある」とのことで、お金と時間はあったらしい。また、ご近所に平賀源内がいて春信と交遊していたらしく、平賀源内が多色摺り完成に関わったのかもしれない。

千葉市美術館では、春信展に合わせて、千葉市美術館の所蔵作品で構成する「江戸美術の革命−春信の時代」を併せて開催している。「多色摺版画で浮世絵の歴史に革命を起こした鈴木春信が活躍した宝暦後期から明和期、それはまさに江戸美術の革命期でもあったのです」として、若冲や曾我蕭白の作品を展示している。春信と若冲や蕭白が同時代の絵師である、というのは、言われてみればその通りですが、あまり私の頭の中では結びついていなかったので、少し感心してしまいました。

春信展は千葉市美術館のあと、名古屋ボストン美術館(2017/11/3-2018/1/21)、あべのハルカス美術館(2018/4/24-6/24)、福岡市博物館(2018/7/7-8/26)へと巡回する、とのことです。


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2017.09.18

iPhone 8を予約してみた

2017年9月12日、日本では13日未明にアップルがiPhoneの新機種を発表しました。

iPhone 3sから、2年に1回、「s」の付く機種を購入してきて、現在iPhone 6sを使用している私としては、買い換えかなと思っております。それに今、使っている6sは落としてディスプレイ表面にひびが入っているので、その辺も多少は背中を押してくれます。

一方で、ディスプレイ以外に何か不便な点があるのかというと、特になくて、もう1年使っていいかなあ、と思わなくもないのですが、諸々調べた結果、買い換える気になりました。iPhone 8の256GBモデルに決めました。

一応、覚え書きとして理由をまとめておきます。

まず、8 PlusやiPhone XではなくiPhone 8を購入する理由ですが、大きさです。私は手のひらが大きくないし、指も短い方なので大きさは重要です。

iPhone 6sは扱えているので、微妙に大きくなっているiPhone 8なら許容範囲です。まあ、慣れの問題かもしれませんが、iPhone 8より大きなモノに慣れる気は今のところありません。

仕様面では8 PlusやXはオーバースペックです。特にカメラは6sのもので十分。まあ8は7と同じく光学式手ぶれ補正が入るから、それはそれでOKだけど、普から常にデジカメを持ち歩くので、よりシビアなシーンでは使い慣れていて、ほぼ細部までコントロールできるデジカメを使います。というわけで、スマホにそんなに高級なカメラ機能は不要と思ってます。その分、安くしてくれ、と思うわけですが、まあ安くなるわけがない。

一方で、iPhone 8に買い替えるモチベーションを支えてくれる機能ですが、
・CPUが当然、高速化
・ストレージが256GBに
・Bluetooth 5に対応
・衛星測位システムとして「みちびき」に対応
といったところです。

CPUが速くなるのは毎度のことなので、さほど感動はないように思えるのですが、速いに越したことはない。あと機械学習用の「ニューラルエンジン」が入ったのは面白いとは思いますが、用途が今ひとつ分からないので保留という感じです。

とりあえず、ヨドバシ経由でソフトバンクのiPhone 8、256GBモデルを、2017年9月15日22時51分に予約しました。さていつ受け取れるか、連絡を待つことにします。

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2017.09.17

2017/9/11-9/15の気になったニュース:iPhone 8がBluetooth 5対応になった件など

2017/9/11の週はAppleが新iPhoneを発表しました。それに合わせていくつか興味深い発表がありました。とりあえず下記の2つは覚えておこうと思います。

Bluetooth SIG、Bluetooth 5対応スマホをサムスンとアップルが製品化
https://www.bluetooth.com/ja-jp/news/pressreleases/2017/09/bluetooth-5-smartphones-from-samsung-and-apple-hit-the-market

「Samsung Galaxy S8、S8 +、Galaxy Note 8 と、Apple iPhone 8、8 Plus、iPhone XがBluetooth 5を採用しており最高のワイヤレス接続を実現しています」とのことで、Bluetooth 5が普及しますよ、ということらしい。iPhoneで採用されると、ほかのメーカーのスマホでも対応しないわけにはいかないでしょう。Bluetooth 5の特徴は本格的なIoT対応ですから、スマホを中心にしたIoTシステムがより安価に構築できる、とかいったことになるなんでしょう。

ソフトバンクなど、大容量を実現の「MIMO」技術を進化させた新技術「Massive MIMO 2.0」など4種類を導入
https://www.softbank.jp/corp/group/sbm/news/press/2017/20170913_05/

「ソフトバンクとWireless City Planningは、大容量を実現する「MIMO(Multi-Input Multi-Output)」の技術をさらに進化させた新たな技術「Massive MIMO 2.0」「Distributed MIMO」「MultiUser MIMO」「UL MultiUser MIMO」を2017年9月22日より導入します」とのこと。Wireless City Planningは旧ウィルコムの通信技術を継承したところで、モバイル系のデータ通信の技術開発とネットワーク構築がメインの会社。発表内容はソフトバンクの端末で混雑時でもそこそこの通信速度を確保できるようにする仕組みについてです。iPhoneなどのスマホとかモバイルルーターなんかが利用できます。

次が3次元距離センサーのリリース2件です。

パナソニック、広範囲での三次元距離計測を実現する3D LiDAR(ライダー)を開発
http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/09/jn170911-1/jn170911-1.html

「周囲にある物体までの距離と方向を正確に計測できる三次元距離センサ3D LiDAR を開発しました。本開発品は独自構造を用いたレーザスキャン技術により、垂直方向60度、水平方向270度の広角スキャンを実現しました。距離計測空間の拡大により、自律移動ロボットの安定走行に貢献します」とのこと。「当社は、光ディスクドライブ事業で培った光学設計技術とモータ制御技術の活用により、独自構造を用いたレーザスキャン技術を開発し、垂直方向60度、水平方向270度の広角スキャンを実現しました」というが面白かったんですが…。下がその技術解説の図です。

Pana


NECソリューションイノベータ、3Dセンサで立ち姿勢を測定する「NEC 立ち姿勢判別システム」の提供を開始
http://www.nec-solutioninnovators.co.jp/press/20170915/index.html

「「NEC 立ち姿勢判別システム」は、測定用の器具などを装着することなく、3Dセンサに向かって3秒間立つだけで身体の歪みを測定し、点数化するシステムです」。こちらはスポーツとか健康系です。そのうち、どこかのスポーツ店とか病院なんかに入ってくるかも。

次はお天気関連を2件。

ウェザーニューズ、2020年に向けて筑波大学と都市気象の共同研究を開始
https://jp.weathernews.com/news/18301/

「ウェザーニューズは、2020年を見据えて、都市部で起こる局地現象を高精度で捉える都市気象予測モデルの実用化を目指し、9月1日より筑波大学計算科学研究センター日下博幸教授と都市気象に関する共同研究を開始し、9月13日に気象予測モデルの精度を検証するために観測を実施しました。観測当日は、つくば市内の4か所で気象観測ドローン、観測気球、地上観測機器の計11台を用いて、予測モデルの精度検証に必要な地表から上層にかけての気象データを取得しました」。つくば市が都市なのか? 郊外じゃん、とまずは思いましたが、いかがなもんでしょう。

まあ、それでも「都市部では熱帯夜に代表されるヒートアイランド現象、ビル風、都市型ゲリラ豪雨など都市特有の局地現象(都市気象)が発生します。そのような局地現象を予測するためには、建物周辺の気流を表現できる1m〜100m程度の解像度のシミュレーションを行うことが必要です」というのは、そうなんでしょうねえ、とは思えます。東京で実際にデータをとるのはいつごろなのか、興味深いところです。

海洋研究開発機構と東大、地球温暖化が台風の活動と構造に及ぼす影響を解明
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20170914/

「海洋研究開発機構(以下「JAMSTEC」)ビッグデータ活用予測プロジェクトチームの山田 洋平 ポストドクトラル研究員、小玉 知央 研究員及び東京大学大気海洋研究所の佐藤 正樹 教授らの共同研究チームは、地球全域の雲の生成・消滅を詳細に計算できる全球雲システム解像大気モデル「NICAM」をスーパーコンピュータ「京」で実行し、のべ60年間分に及ぶ気候シミュレーションを行うことで、地球温暖化による台風の活動や構造の変化について解析しました」とのこと。

「台風の周りの風速の分布を比較した結果、同じ強度(中心気圧)の台風では地球温暖化時に強風域の範囲が拡大することがわかりました。また、このような風速分布の変化は台風の壁雲の雲頂高度が高くなることに関連していることがわかりました。さらに、地球全体における台風の活動の変化傾向は、一年当たりの地球全体の台風の発生数は減少するが、その中で強い台風の発生割合は増加し、台風に伴う降水は増加することをNICAMを用いて定量的に示しました」。台風の数は減るけど、強い台風は増える、というのは最近の状況とマッチしてます。


最後に宅配ボックス。

ミサワホーム、最大2つの宅配ボックスを内蔵した玄関ドア「CONSIGNEEコンサイニー※ DOORドア(ドア内蔵タイプ)」を開発
http://www.misawa.co.jp/corporate/news_release/2017/0915/

Misawa

「ミサワホームは、最大2つの宅配ボックスを内蔵できる玄関ドア「CONSIGNEE DOOR(ドア内蔵タイプ)」と、ゴルフバッグなどの大型宅配物を受け取れる荷受用外部収納「宅配スペースドア」の運用を開始、4月より展開している「CONSIGNEE DOOR(袖ガラス組み込みタイプ)」に加えて宅配ボックスのラインアップを拡充します」とのこと。パナソニックの宅配ボックスが品切れ状態に一瞬なったりして、宅配ボックスのニーズが急上昇していますが、こちらはハウスメーカーの独自対策のようです。ミサワホームにはこのような対策があります、というもの。扉そのものを宅配ボックスにするというのは面白い発想です。でも、このパターンだと、オートロック付きのアパートとかマンションには使えないなあ、と思うわけです。一戸建て用ですね。

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2017.09.10

神戸の竹中大工道具館で大工道具の歴史を味わう

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新幹線の新神戸駅のそばにある「竹中大工道具館」(500円)に行ってみた。名前の通り竹中工務店が運営する大工道具の博物館です。前から気になっていたのですが優先順位がちょっと低かった。しかし、この夏休みに関西に来て、美術館に行こうにも、伊丹市立美術館の企画展を見たら、後は既に東京で拝見したモノ(バベルの塔)とか、これから東京に巡回するモノ(怖い絵)だったので、そういえばまだ行ったことがなかったこの博物館に行くこととなりました。結果としては、2時間ほどかけても、見終わらなかったほど、面白かった。また来たいな、という感じです。しかし500円の料金で2時間、退屈せずに過ごせるとは、恐るべしです。

大工道具の歴史の話でも、製材から始まります。木を切って、板にするわけです。というわけで最初に登場するのは斧。それも石斧と鉄の斧の違いから始まり、単にそれぞれの斧を展示するだけでなく、実際に斧で倒した木を展示して、その横にあるタッチパネル付きのディスプレイ端末で、その木を実際に切っている動画を見せてくれます。数字を正しくは覚えていないけど、石斧と鉄の斧では生産性が4倍以上違う、といったことが分かるようになっている。

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いろいろと触れる展示も多いので、なかなか飽きません。個人的には墨壺でペンと線を引くところが楽しかった。ちなみに、墨壺は大工が自分で作る道具で、凝った装飾をして、自身の腕を見せるモノだったらしい。

このほか棟梁の仕事とは、とか、海外の大工道具とか、なかなか楽しめました。

建物も凝っている。門を抜けるとゆるいスロープがあって、木漏れ日の中を歩いて、建物の入口に向かう(写真下:高解像度版はこちら)。一見、平屋なんですが、展示スペースは地下にある。地下1階と地下2階が展示スペースです。

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吹き抜けを使って、大きな木造建築物を展示していました。というわけで、地下2階から上を見上げると空が見える。

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