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2017.10.14

すみだ北斎美術館で「大ダルマ制作200年記念 パフォーマー☆北斎 ~江戸と名古屋を駆ける~」を見る

すみだ北斎美術館で「大ダルマ制作200年記念 パフォーマー☆北斎 ~江戸と名古屋を駆ける~」(2017/9/9-10/22:1200円)を見た。このところ、北斎に関係する展覧会が多いけど、この展覧会はパフォーマーとしての北斎にスポットをあてています。北斎がお寺の境内のような広いスペースで、観客を集めて巨大な絵を描くというパフォーマンスを何度か実施していることから、「フォーマーとしての北斎」となったらしい。展覧会のカタログでは、護国寺で120畳敷きの紙に達磨を描いたり、回向院で布袋を描いたりしている、という話が伝えられている、としている。そして、護国寺と回向院のパフォーマンスについては簡単な記録が残っているレベルですが、第三者による記録や、入場券が残っているパフォーマンスがあって、それが今から200年前、名古屋城下で開催された120畳大の大ダルマを描く、というものだそうです。

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興味深いのは、名古屋でのパフォーマンスは「北斎漫画」の宣伝のためだった、ということ。なぜ、名古屋で北斎漫画なのかというと、北斎漫画を世に出したのが名古屋の版元だからなのです。

この展覧会では4章構成で、名古屋で大達磨が描かれた理由を解説してます。まず「江戸と名古屋のにぎわい」でそれぞれの街の賑わいぶりを描いた作品を並べ、次に「北斎漫画の誕生」で、北斎漫画がどのようにして名古屋で生まれたか、を見せている。第3章では名古屋で大達磨を描いた記録を公開し、最後にその後の名古屋にいる北斎の弟子達の活躍を見せてくれます。

まあ、いろいろと知らないことがあったのですが、ともかく名古屋が大都市で、出版の文化もあり、北斎を師とする画家達がそこそこいた、というあたりはかなり興味深い。名古屋の大達磨の話は、以前、名古屋市博物館の展示で拝見していたけど、北斎漫画との関係については、知りませんでした。まあ、諸々勉強になる展示でした。

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