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2018.02.02

東京ステーションギャラリーで「コレクションのドア、ひらきます」を見る

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東京ステーションギャラリーで「コレクションのドア、ひらきます」(2017/12/16~2018/2/12:900円)を見た。東京ステーションギャラリーは名前の通り、東京駅の建物の中にある美術館。あまり知られていない作家の個展を開いたり、そこそこ有名なんだけど、あまり個展が開かれていない作家の個展を開いていて、例えば昨年の「不染鉄展」とかは知らない作家の展示でしたが、とても興味深いものでした。2015年の「没後30年 鴨居玲展 踊り候え」も、部分的にしか知らなかった鴨居令の作品のほぼ全貌を知ることができて、楽しかった。展示のスペースとしても、比較的高めの天井と、煉瓦の壁とかがいい雰囲気です。

しかし、ここは、どちらかというとギャラリー、つまり展示専門かと思っていたのですが、そこそこ立派なコレクションを持っていて、今回はそのコレクションを公開する展示会でした。撮影がほぼOKでしたので、気に入った作品を掲載しておきます。

Satsuei_ok

まず、東京駅をテーマにした作品。一つ目が相笠昌義の《東京駅風景・冬》、1993年の作品。相笠昌義の作品は初台の東京オペラシティアートギャラリーの寺田コレクションに含まれていて、初台ではときどき見るんですが、東京駅を描いていたとはね。独特のくすんだ色調とか暗い感じが気に入ってます。作品をまとめて見たい作家の一人ですね。

Aigasa

こちらは本城直季の《new tokyo station》。2012年の作品。東京駅の改築後に東京ステーションギャラリーの依頼で撮影した作品とのこと。

Honjo

元田久治の《Indication - Tokyo Station - 》。2007年の作品。和紙にリトグラフだそうです。作品は、誰もが知っている建物や町並みが、人類が滅亡して廃墟になったら、どうなるかを想像して描かれたもの。かなり物騒で、美しい。ちなみにIndicationは気配とか徴候とかいう意味です。

Motoda

諏訪敦の《新宿からの富士》。2001年の作品。諏訪さんの作品は人物が中心ですが、こういった風景画もあるのね。珍しいと思います。しかし、人物画と同じように細密で繊細です。新宿の都庁からの眺めらしい。

Suwa

三瀬夏之介の《エディプスの子》。2011年の作品。東日本大震災のあとに、東北の山をイメージして描かれた作品、とのこと。大きいです。272×360cm。

Mise

森村泰昌の《自画像としての「私」(メデューサ)》。2011年の作品。元ネタはカラヴァッジョの《メデューサ》。こういうのもコレクションするんだな、という作品。

Morimura

渡部満の《富士をめでる由希子》。2001年の作品。めったに作品を見ることが出来ない作家です。たぶん、ここでしか見たことがない気がする。「世界の古典的名画のなかに自らの娘を幼いままの姿で描き込む」のがこの家作家のスタイルらしい。

Watanabe

展示替えがあるらしいので、もう1回は見に行きたいと思います。


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