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2019.01.08

神奈川県民ホールギャラリーで「5RoomsII ― けはいの純度」を見る

Ph01

神奈川県民ホールギャラリーで「5RoomsII ― けはいの純度」(700円:2018/12/17-2019/1/19)を見た。神奈川県民ホールギャラリーの5つの部屋を使い、1部屋1作家で計5人の作品を見せるという展示です。IIとあるように「5Rooms」の2回目。1回目は「5Rooms - 感覚を開く5つの個展」として2016年12月から2017年1月まで開催されました(そのときのレビューはこちら)。1回目の企画展が、ほとんど知らない作家の作品ですがなかなか面白かったので、今回も行ってみました。

参加する作家は、髪の毛を材料にして作品を制作する和田裕美子、鹿の角や骨を彫って草花の彫刻をつくる橋本雅也、石や干からびた植物などの自然物や自然現象をモチーフに木彫作品を制作する七搦 綾乃(ななからげ あやの)、像楽家あるいは生像作家のスコット・アレン、紙テープを使った巨大なインスタレーションを展開した大西 康明。今回は2部屋目の橋本雅也の作品が撮影不可でしたが、他の方々は撮影OKでしたので、気になった作品を紹介します。

最初の部屋にあるのが和田裕美子の作品。髪の毛を使ってレースのように編み、立体物を作成してます。下の作品は《garden》。髪の毛ということを知らずに見ても、面白いのですが、髪の毛ということを知ると少しぞっとします。
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こちらは《tree》。大きな作品です。髪の毛だけで作られています。
Ph03_2

2つ目の部屋は橋本雅也の作品で、暗い部屋にスポットライトで作品が照らし出されています。鹿の骨のほか、カゴノキという木材を使った作品が、並んでました。全体的に繊細。モノクロームの世界。

3つ目の部屋は七搦 綾乃の作品が並んでます。木彫で樟とか桂を使ってました。下の作品は樟を使ったものでタイトルは《血のつながった雫 I~IV》。それぞれ1mの長さで、人の足に見える。

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こちらは、《rainbows edge VIII》。うつ伏せになって横になっている人の上に布を掛けた感じ。妙に骨のようで、ミイラのようで、人のようで、という感じです。

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4つ目の部屋がスコット・アレンの《\Z\oom》。ズームと読むらしい。レーザー光を使ったインスタレーションです。24mの長さで幅3.5mの長い廊下、といったスペースを天井に取り付けられた、レーザー光ユニットが移動しながら、いろんなモノにレーザー光を反射させるというもの。12分で一通り拝見できます。

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最後の5つ目の部屋が大西 康明の《tracing orbit》。一番広い部屋で、階段付きです。この部屋にはいったとたん、なんとなく言祝がれている感じ。色つきの紙テープが舞っています。

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