« 豊田市美術館で「世界を開くのは誰だ?」を見る | トップページ | 東京都美術館で「都美セレクショングループ展 2019」を見る »

2019.06.21

名古屋市美術館、愛知県立美術館、ヤマザキマザック美術館をはしごする

豊田市美術館を見たあと、名古屋市内に戻って名古屋市内の美術館を見て回った。

Ph01_10 
まず、名古屋市美術館。常設展(300円)のみでしたが、まあモディリアーニの《おさげ髪の少女》とかフリーダ・カーロの《死の仮面を被った少女》が拝見できればいいかと思ったのですが、《死の仮面を被った少女》はボストン美術館に貸し出し中とのことでした。《おさげ髪の少女》は見ることができたので、まあいいか、という感じ。ジョナサン・ボロフスキーの《ハンマリングマン》もいるしね(写真上)。

今回は常設企画展、つまり常設スペースで行う企画展として「新たなる木彫表現を求めて -平櫛田中賞受賞の作家たち-」(2019/4/9-6/30)を開催しておりました。平櫛田中賞は優れた彫刻作家を表彰するもので、岡山県井原市にある田中美術館、というか井原市が主管しているそうです。1972年、田中が百寿の記念に設立された賞で、2019年で29回となる。つまり毎年、実施している賞ではないようで、だいたい2年に1回の模様。この賞の受賞者のなかから5人の作品と田中の作品が展示されてました。なぜか出展リストが手元になく、あいまいですが、舟越 桂、籔内 佐斗司、小谷 元彦、黒蕨 壮といった方々の作品がありました。この中で黒蕨 壮という方の作品を初めて見たのですが、印象深いものでした。木彫ですがなめした皮のような感じです。マイハウスという作品が展示されてました。段ボールのなかに頭を突っ込んで寝ている男なんですが、ズボンをはいていて、そのズボンの質感が革パンという感じでかなり不思議な作品です。詳しくはこちらのPDFをご覧下さい。

Ph02_20190621223801

そこから愛知県美術館に移動。「愛知県美術館リニューアル・オープン記念 全館コレクション企画 アイチアートクロニクル1919-2019
」(500円:2019/4/2-6/23)を見た。この100年の「愛知の前衛的なアートシーンを様々なかたちで揺り動かしてきたムーブメントや事件を辿る企画」とのこと。見てきたのに、なんとなく印象が薄い。「ぷろだくしょん我S」って名古屋の方々なのかとか、北川民次は愛知県にいたことがあるのか、とかいうレベルです。見た当時は図録を買おう、と思っていたのですが、図録を見たらモノクロで、買う気が失せてしまった。

ちなみに常設の「愛知県美術館の名品 寄贈作品・寄付金による購入作品を中心に」というコーナーで、愛知県美術館の名品、クリムトの「人生は戦いなり(黄金の騎士)」(写真下)が拝見できました。それも撮影可なので、凝った額装込みで撮影できたのはよかった。

Ph03_20190621223801

あと、バルテュスの《白馬の上の女性曲馬師》という作品(写真下)もありました。日本国内にはあんまりバルテュス 作品がコレクションされていない気がするのですが、愛知県美術館にあるとは知りませんでした。

Ph04_20190621223801

ちなみに、リニューアルの内容は「天井脱落対策、床・照明の設備更新、トイレの洋式化 」とのことです。

最後にヤマザキマザック美術館に行きました。ここは工作機械メーカーのヤマザキマザックの創業者の山崎照幸 によるコレクションを展示する美術館です。コレクションの内容は「18世紀から20世紀にかけてのフランス美術の絵画作品及びアール・ヌーヴォーのガラス工芸品、家具など」。4階と5階に展示スペースがあって、4階はアール・ヌーヴォーのガラス工芸品が中心で、5階は18世紀から20世紀にかけてのフランス美術絵画が展示されてます。ここに来ると、モディリアーニの《 ポール・アレクサンドル博士の肖像》  とかキスリングの《女性の肖像》あたりが楽しみです(写真下)。

Photo_mo

Photo_ki

ここで美術鑑賞を終了して、帰宅いたしました。
ちなみに、今回も600円のドニチエコきっぷを購入して、交通費を抑え、美術館で入場料を割引してもらいました。




|

« 豊田市美術館で「世界を開くのは誰だ?」を見る | トップページ | 東京都美術館で「都美セレクショングループ展 2019」を見る »

art」カテゴリの記事

名古屋」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 豊田市美術館で「世界を開くのは誰だ?」を見る | トップページ | 東京都美術館で「都美セレクショングループ展 2019」を見る »