タクシーの電子化&情報化

暑いときに風邪をひいてしまった。平熱が35度台なのに37度ある。なかなか下がらないが、これ以上悪くならない。薬を飲むと36.5度あたりまで下がる。薬が切れると37度、食事をして薬を飲んで36.5度あたり……を繰り返す。その上、仕事が忙しい。朝早くから、夜遅くまで、規則正しく食事をし、薬を飲む。朝早くといっても8時とかだけど、満員電車に乗る気にならず、滅多なことでは乗らないタクシーで会社に。乗ってみたら、運転手席の後ろに液晶ディスプレイがあって、映画の予告編などが流れている。運転手さんに聞くと、ハードディスク・プレーヤーの模様。いろいろ聞いてみると、こんな感じだった。
「運転手さん、この液晶、なんなの?」
タ「映画とかの情報を流しているらしいんですよ。お客さんが乗るとつくようになってるんで、私たちはちゃんと見たことがないんですがね。」
「じゃ、ハードディスクが入っているんだ」
タ「そうそう、ハードディスク。どっかの広告会社みたいのが売り込んできて、今、うちのクルマには全部入ってんの」
「広告ですか。じゃあタクシー会社にお金が入るの。」
タ「いあぁ、そうでもないんですよ。このフロントんところにカメラがついてて、ずっと録画しているんですよ。事故とかの対策らしいんだけど。まあ、それでチャラね。」
「じゃずっと録画してんですか?」
タ「いや、聞いた話じゃ、30秒程度は常に録画してて、なにかあったらその30秒を残して、その後も録画するらしいんですよ。」
「そうなの。役に立ちましたか?」
タ「まあ、私は事故なしで来てますから、今のところ関係ないんですが、同僚が自転車と接触事故をおこしましてね、そのときはコレが役にたちましたよ。目の前で自転車がいきなり転倒したんですが、そのときの様子がしっかり録画されてて、まあ、これは避けようがないってことになって、全部こちらの責任ではないってことになりました」
「自転車の責任ってことで、車両の修理代とかも自転車の方がもったとか」
タ「いやあ、クルマが2で自転車が8。でもねえ、このビデオがなかったら、全部クルマですよ。」
「じゃあ、かなり役に立つわけですね」
タ「でもねえ、結構、複雑ですよ。すべて記録されているわけでですから。なんかこう監視されている感じでねえ。いえねえ、例えばGPSが入っているんですけどね、このおかげで、乗車記録をつけなくてよくなったんだけど、これも監視されているみたいでねえ。痛くもない腹を探られているってところですね。」
とか、話しているうちに会社につきました。
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